3ステップで分かるマッシモ・フィッカデンティの守備戦術
あっという間に説明終わりますので、お見逃しなく(笑)
①(守備側の)FW、ボランチの選手は、相手の中央の選手をマークしてボールをサイドに誘導します。
※赤→守備側 白→攻撃側
②ボールをサイドに誘導したら、守備側のサイドの選手(ウイングもしくはサイドバック)は、縦パスのコースを切ります。
③サイドで縦へのコースを切られた攻撃側は中央にパスを送るしか選択肢がなくなるので、中央の選手にマークを付いて、入ってくるパスを狙ってインターセプトします。
完
重要なことは中央の選手をしっかりとマークすることです。①の段階で中央で人数不利になってボールをサイドに誘導できないと後手後手に回ってしまいます。同じく③の場面でも中央のマークが外れていて簡単にパスを通されると、逆にピンチを招くことになります。
また、サイドの選手の対応もとても大切です。②の場面で縦へのコースを切る役割を果たせないといけません。中途半端な対応で縦にドリブル突破されると、後手後手の対応になります。
マッシモの守備は細かい点を見ると、もっと決め事はありますが、ざっくり見るとこのような感じでしょう。先日のフロンターレ戦ではこの守備がばっちり機能していました。引いた形でフロンターレの攻撃を防いだのはさすがマッシモといったところ。気になった方は見逃し配信で見てみてください。特にシミッチと稲垣の動きを見ると、分かりやすいかと思います。