アストンヴィラ0-0ウェストハム【プレミアリーグ第5節】備忘録
・フォーメーション
・試合内容
両チームとも4-3-3のフォーメーション。インサイドハーフの選手が積極的に飛び出すなど攻撃は共通点も多いが、ヴィラのほうが縦への意識が強いか。守備ではヴィラは前線から連動してハメに行く姿勢。対するウェストハムは4-1-4-1のブロックを作って守る。
ウェストハムは手数を掛けて攻撃を組み立てるが、崩しきれない場面が目立つ。ヴィラはナカンバが2CBの前でゲームを作り、インサイドハーフのグリーリッシュ、マギンも絡みながらチャンスを作っていく。
67分にウェストハムの左SBマスアクが2枚目のイエローで退場。ヴィラは数的優位となり、攻め立てようとするが、前に出る姿勢が強すぎたか、パスミスを連発。退場前より攻撃が機能しなくなる。逆にウェストハムはカウンターが増えて退場後にチャンスが増加。かなりオープンな展開となったが、ファビアンスキのビックセーブも光ってスコアレスドローに終わった。
・目立った選手
・ナカンバ(ヴィラ)
攻撃では細かいタッチと正確なパスでリズムを作り、守備でも幾度となく相手のチャンスをつぶした。MVPの活躍。
・マギン(ヴィラ)
左足から繰り出される正確なボールとダイナミックな動きで貢献。惜しいミドルシュートも。
・ミングス(ヴィラ)
安定した守備と正確なビルドアップが光った。今後注目のCB。
・ライス(ウェストハム)
前半はそんなでもなかったが、後半はボール奪取、展開力、キープからの推進などで光るプレー。
・マスアク(ウェストハム)
攻撃ではアクセントをつける動きもあったが、守備はまずいプレーを連発。しまいには退場。