蹴球雑事記

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ここ5年での「Jリーグ国内電撃移籍」5選

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藤本 憲明が神戸に電撃移籍。ここ数試合はスタメンから外れていたとはいえ、突然の移籍に驚かされた。今回はここ5年ほどの国内移籍の中で、特に印象的だった移籍を5件ピックアップしてみた。


大久保 嘉人 川崎FFC東京 16年~17年冬
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13~15年の3年連続得点王に熱心にラブコールを送っていたFC東京。それに応えた大久保は16年のオフに川崎との契約を延長せず、鳴り物入りでライバルチームに移籍した。結果は28試合8ゴールと期待以下の成績に終っただけでなく、ピッチ上で常にイライラする姿をカメラに抜かれたり、負けた試合後にユニフォームを蹴りあげるなど悪い印象だけを残して翌シーズンには川崎に帰っていった。


山口 螢 C大阪→神戸 18~19年冬
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16年にドイツから戻ってきた際にはセレッソ愛を強調し、18年からはキャプテンに就任した。しかし、翌年には神戸に電撃移籍。ビジャやサンペールの加入で新加入感がなぜか薄れたが、中盤のフィルターとしてだけでなく、パスの配給役としてもJリーグトップレベルのプレーを披露し、降格圏スレスレのチームで奮闘している。


金崎 夢生 鹿島→鳥栖 18年夏
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18年の金崎は確かにプレー時間が減っていた。しかし、そのシーズンから伝統の10番を任されたことや、チームが4冠を狙っていた時期だったことから、まさか残留を争う鳥栖に移籍するとは考えられなかった。10番を半年で捨てた金崎は鳥栖に来てからの35試合で6ゴールと本来の得点力を生かせず。対する鹿島は、金崎とのトレードで加入したチョンスンヒョンがACL制覇に貢献するなど結果的には得をした取引となった。


中村 俊輔 横浜FM→磐田 16~17冬
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フリューゲルス時代から国内ではマリノス一筋13年だった俊輔が移籍するというニュースは衝撃だった。この時期のマリノスのフロントは1シーズン4得点に終わるストライカー、カイケを高年俸で連れてきては、中澤に年俸半減を提示するなど大迷走。俊輔もフロントに不信感を抱いてジュビロに去っていった。この夏からはライバルの横浜FCに加入。左足から放たれる輝きをもう一度見たい。


齋藤 学 横浜FM川崎F 17~18冬
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マリノスの下部組織出身で17年にはキャプテンと10番を中村俊輔から受け継いだ斎藤学。シーズン終盤に膝の大ケガを負い、サポーターからも復帰を待ち望まれていたが、横浜FMとの契約を延長することなくライバルチームの川崎に移籍していった。当然マリノスサポーターは憤慨。斎藤学マリノス戦に出場する度に大きなブーイングを浴びせている。