蹴球雑事記

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2020シーズンの横浜FCで一番「仕事した」ストライカーは誰?

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ついに2020年のJリーグも閉幕しました。色々な話題があった中でもキングカズの最年長出場はインパクトを与えるニュースでした

今季の横浜FCはカズに限らず、ストライカーを固定せずに戦っていた印象。調べてみると、途中で退団したイバを除けば、カズ、一美、瀬沼、皆川の4人のストライカーが在籍し、そのうちカズを除いた3人はほぼ平等な出場時間を得ています

そこで今回はこの4人のストライカーの今季の成績を比較し、誰が一番「仕事をした」のか調べていきます。(数字はリーグ戦のみ)

エントリーNO.1 三浦知良

・出場試合…4試合(4位/4人中)

・出場試合のうち先発出場した試合…1試合(4位)

・出場時間…68分(4位)

・ゴール…0得点(4位)

・シュート…0本(4位)

・アシスト…0アシスト(4位)

今年は「出ると勝率がいい」とかいろんな理由で出場機会を得たカズ。出場試合数は去年よりも1試合多かった。もちろん数字的には4人中最下位。68分の出場機会でシュートは1本も放てず、ピッチ内で仕事をしているとは言い難い数字だ。だが、カズは出場するだけでニュースになるので、スポンサー的にはニッコリ。ピッチ外では欠かせない存在だろう。

エントリーNO.2 瀬沼優司

・出場試合…19試合(3位)

・出場試合のうち先発出場した試合…8試合(3位)

・出場時間…823分(3位)

・ゴール…3得点(2位タイ)

・シュート…21本(3位)

・アシスト…1アシスト(2位タイ)

皆川より出場機会は少なかったが、ゴール数は皆川と同じ3ゴール。他の数字も皆川と大差なく、少ない時間で仕事をこなしたといえるだろう。3得点の内訳は決勝点(16節名古屋戦)、先制点(21節鹿島戦)、ダメ押し点(34節マリノス戦)と印象に残る得点が多い。

エントリーNO.3 皆川佑介

・出場試合…29試合(2位)

・出場試合のうち先発出場した試合…13試合(2位)

・出場時間…1159分(2位)

・ゴール…3得点(2位タイ)

・シュート…22本(2位)

・アシスト…1アシスト(2位タイ)

29試合の出場、13試合の先発とそこそこ出番をもらいながら3得点はさみしい数字。1159分で3点という数字は90分フル出場を続けて4.3試合に1ゴールの割合。それでも、3得点の内訳は決勝点(11節鹿島戦)、追加点(12節清水戦)、先制点(15節FC東京戦)と、瀬沼と同じく印象的な得点を挙げているのは評価できる。

エントリーNO.4 一美和成

・出場試合…31試合(1位)

・出場試合のうち先発出場した試合…21試合(1位)

・出場時間…1765分(1位)

・ゴール…4得点(1位)

・シュート…53本(1位)

・アシスト…2アシスト(1位)

数字上で「一番仕事した」のは一美。しかし、31試合の出場、21試合の先発で4ゴールというのはストライカーとしてはさみしい結果だ。もちろん瀬沼と皆川に同じく印象的な得点もあるが、好機逸のシーンも垣間見えた。京都での活躍を見て今シーズン期待していた選手だっただけに、来季は大爆発してほしい。

2週間かけてのんきに記事を書いていたらクレーベの獲得が発表されました。個人的には2019シーズンの強烈な活躍が印象に残っているので期待大。今回特集した4人のうち誰が残るかわかりませんが、来季の奮起に期待したい。